メガスライドのバーチャル化に対応!


左の写真は、通常のスライド(26mmx76mm)の約2倍の面積:メガスライド(52mmx76mm)のバーチャル化に弊社は対応しています。

大動物の心臓・腎臓・肝臓・膝関節・脳など、細かく切り出しせず、広い面積で丸ごと観察したい場合に、メガスライドで作製し、その後バーチャル化して納品しています。また、メガスライドを顕微鏡で観察できない施設様などに重宝されています。

左写真は、メガスライドを作製後に、バーチャル機器(エビデント社製:VS200)でバーチャルスライドを作製している様子です。

1プレートに3枚収納でき、一度に最大105枚分(35プレート)を連続で作製することができます。

上記写真のメガスライドよりもさらに大きなスライド(102mmx127mm)にも対応しています。

このスライドは、ウマの膝関節のHE像です。通常の生物顕微鏡のステージにはのらないので、観察することが難しいため、バーチャル化してPC(Windows, MAC)で観察していただいています。

(注:MACの方は別途サーバーにアップすることで閲覧可能になります。)

左の写真は、膝関節部全体を作製するのですが、さすがに大きいので、脱灰やパラフィン浸透に時間がかかります。標本作製期間だけで約1~2ヶ月程度かかります。
作製する側としては難易度が高く正直大変です。。。。

ただし、その後のバーチャルスライド作製には、1枚、約1時間程度で作製できます。

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